コーチングの有用性

こんにちは、こんばんは、mariです。

今日は、コーチングの有用性についてお話しします。

私自身、とある会社で「人に話す」ことを通して、気持ちやキャリアの整理をすることがスムーズになりました。フリーランスとして活動していると、どうしても孤独を感じる場面が多いのではないかと想像します。そこで、今回はコーチングを通して得られることや、「人に話す」機会を積極的に作ることの有用性をお伝えできればと思います。

コーチングとはなに??

まずはじめに、コーチングとは、対話を通して「相手に気づきを与える」ための場です。キャリアカウンセリングなど異なる点は、「コーチングには、相手への問いかけを通じ、自発的な行動を促すことが求めらる」ということです(日本の人事部 より

わたしも定期的なコーチングを受ける場があるのですが、基本的には「話を聞いて」もらうための場です。聞いてくれる方(コーチ)は、賛成も反対もありません。その代わり、聞いた話に対する質問が返ってきます。その質問に対して考え、答えを出す中で、自分の考えや気持ちが整理されます。

毎週30分、コーチングを受ける中で、私自身は「自分が変わった」と思います。友人や知人に仕事を話す状況とは、また違うからです。どうしても、近しい人に仕事を話すと、愚痴っぽくなってしまいがちです。ですが、コーチングで話す相手は「仕事仲間」でも「友達」でもない人です。変に職場の人に話して面倒なことになる、という心配もありません。そんな関係の中で、しっかりと自分の考えや感情と向き合う中で、毎回必ず「状況を突破するために必要なこと」に気づきます。1人で考えて行動するよりもPDCAサイクルを早く、効率的に回せます。結果、ひとりでは見られなかった景色が見られる。非常にキャリアを考える時間として有効的です。

どうやってコーチングを受ければいいの?

コーチングの始め方についてです。今はMentorMeやMentoなど、サービスとして広がっています。ですが、いきなり高額な料金を支払ってメンターサービスを受けるのも抵抗があるかと思います。人によって相性もありますし、そもそもコーチングを受けた経験がなければ、その場をどう進めてよいのかもわからないかもしれません。そのような場合は、何かのサービスの無料カウンセリングを受けることをおすすめします。コーチングとは少し異なりますが、「人に自分のキャリアの話を聞いてもらう」という経験を積むことができます。

カウンセリングを受けるということは、そのサイトのサービスを進められるだけなのでは?と心配される方も多いかもしれません。確かに、新たな顧客獲得のための場として、キャリアサービスがあることが多いです。ですが、逆の視点から考えると「自分の知らない知識を持った人」と話すきっかけを得られる、とも考えられます。例えば、転職サイトの方とのキャリア面談(無料のもの)などがあります。転職しようか迷っている時に、自分自身しか持っていない情報(=キャリア)は「主観的」にしか見えていない状態です。それを、多くの人のキャリア相談に乗っているキャリアカウンセラーに話すことは、自分のキャリアに客観性を持たせて見られるきっかけとなります。求人は水物なので、市場の動向にも変化があります。その変化に比例して、その時の自分自身のキャリアがプラス(市場価値がある)の時も、マイナスの時も出てきます。後にサービス登録が必要かもしれませんが、やはり「知識や経験を持っている人」と話すことで、新たな気づきが生まれます。もし本当に登録したくないサービスでしたら、やんわりとお断りすると良いです。

まとめると、まずは「無料で提供しているカウンセリング」に参加してみるとよいです。

どんな分野だとカウンセリングの場があるの?

今だといろんな分野があると思います。エンジニアの需要が高まっている中で、エンジニアになるための授業を提供しているサイトもあります。そこでも無料説明会などが開催されていることが多いです。また、労働市場として、女性の労働力需要も高まっています。オンラインサロンの場のような場もあります。そのような、いわゆる「気になっている分野のカウンセリング」を受けてみるのもひとつの手です。だいたいの場が、現役のキャリアカウンセラーや、実際に現役エンジニアとして働いている人とのカウンセリングの場が多いです。私自身、昔テックアカデミーで勉強していた時期がありますが、その時の無料カウンセリングも現役でその分野で働かれている方とお話しした記憶があります。サービスの説明も、もちろん受けますが、それ以上に「どんな知識が必要か」「どのくらい勉強の時間が必要か」など、実りある場となりました。

現役でフリーランスとして働かれている場合は、新しく仕事の登録先を増やしても良いでしょう。エージェント形式の登録先だと、新しく担当者が就くからです。担当者によって、持っている知見が変わることが多いです。人が変わることで、受けられるアドバイスも変わるでしょう。

大切なのは、対話を通して気づきを得ること

自分が欲しいと思っている情報は、自分から人に発信すると得やすくなります。自分自身の経験に基づく話です。もちろん、必ずしも「発信してその通り(自分の希望通りの形)」に結果を得られるわけではありません。それでも自分から発信して行動を重ねることで、思った以上の情報や結果を得られることが多いです。1回目はうまく話せなかったとしても、その中で得た気づきを通して、2回目はよりうまく話すことができると思います。その経験を重ねることが大事です。

みなさんがなにかモヤモヤしていることがあれば、対話を通して、気づきを得られる行動が取れますように。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

 

HSS型HSPのわたし

 

こんにちは、こんばんは。mariです。

今日はテーマの通り「HSP」についてです。わたし自身、自分がHSPかもと思ったのは20代後半になってからです。もし、同じようにHSPで悩んでいる方がいたら、何か気づくきっかけになると良いなと思います。

それでは本編に入っていきます。

HSPとは、神経が細やかで、感受性の強い性格の人のことを指します。日本では約5人に1人がHSPだと言われています。提唱したのはアーロン博士という方です。特徴としては、DOES(頭文字)という性質があります。D(よく考える力)O(過剰に刺激を受けやすい)E(共感力の強さ)S(ささいな刺激を感知する)の4つの意味があります。

HSPは4種類あり、

①内向型HSP「HSP」

②外交型HSP「HSE」

③刺激追及型HSP「HSS型HSP」

④刺激追及型・外交型HSP「HSS型HSE」

です。

この中でも、わたしは③のHSS型HSPだと認識しています。

アーロン博士に関する本の中でチェック表などがあった記憶なので、気になる方はチェックしてみてください。

(参考)こちらでチェック

なぜ「働き方」について話すブログで、HSPのでしょうか?

それは、HSPの方ほど、スキルを身につけるべきだと考えるからです。在宅ワークまたは1人で仕事ができる環境を得やすいです。生活を整えた方が、刺激が少なく落ち着いて暮らせます。あくまで個人論とはなりますが、HSS型HSPのわたしの体験談に基づいての意見です。

なぜHSPスキルを身につけるべきなのか?

上記で論じた通り、刺激から自分自身を守るためです。私自身、フル出社、フルリモート、どちらの勤務形態も経験しています。その上でわかったことは、出社は「出社している人の数だけ刺激がある」ということです。人の話し声や、声や表情から読み取れる他人の気分、自分やチーム、部が置かれている状況など、HSPの情報アンテナでキャッチできるものはたくさんあります。出社をして、人が多い場で働けば働くほど、疲れやすくなります。

コロナ禍を経て、在宅勤務が可能な会社が増えました。在宅勤務しやすい仕事は、おきくまとめてしまうと、専門的な分野の仕事が多い傾向にあります。転職サイトDODAの記事を参考にすると、WEBデザイン職やコンサル職、IT技術関連職などが当てはまります。また、経験上ですが、事務職でも「大量データを扱う仕事(マーケアシスタントや経理アシスタント)」なども、在宅勤務を許されやすい傾向にあります。

つまり、スキルとは

・事務職であればエクセルの専門性(VLOOKやピボット、マクロなど)

・コンサルなら「分野✖️営業力」

など、自宅でも会社と変わらない専門性を発揮して働けることを証明できると良いです。

HSPならではの悩み

HSPこそ専門性を身につけた方が良いもう一つの理由は、HSPという特質の理解を得にくいからです。HSPは病気ではありません、性格などとならぶ特性です。私はよく、スパイファミリーのアーニャを例に出して説明することが多いです。アーニャは、父と母、どちらの気持ちも読むことができます。ゆえに、自分がどう立ち回るべきか理解しています。HSPも似ているのではないでしょうか?普通の人がそこまで気にしてないことも察知して、人の気持ちを感じ取り(時には深読みと言われますが)、行動する。そんな構造かと思います。

今でこそ、一般的に認知される言葉となりましたが、理解できる人は果たしてどのくらいの割合でしょうか。私は圧倒的に少ないと思います。また、HSPの人自身も、理解を得にくいこと自体理解しているのではないでしょうか。

ひとつの要因として、察知したことを言語化しにくい点が挙げられます。感じ取ったものは「なんとなく」であり、経験的学習に基づくものです。たしかに言語化して他人に説明することは難しいです。練習を重ねると、徐々に言語化できるようになるので変化の余地はありますが、やはり難しさはあります。

そんな中でも、1人で黙々とデータを処理する作業や、社内ではなく社外の方としっかりと話す立場であるならば、自分の仕事に集中しやすいです。自分の仕事を自分でコントロールできること、それがHSPには大切な環境のひとつです。

得意な仕事、苦手な仕事

HSPは気持ちを汲み取るのが得意なので、ホスピタリティを発揮する仕事は得意です。また、細やかさもあるので、丁寧な仕事ができます。一方で、得意なことが仇となりマルチタスクが苦手な傾向にある人はいるでしょう。わたしもそのひとりでした。マルチタスクを克服するには

①シングルタスク✖️仕事の数、と捉える

②自分のルーティーンを決める(流れを見つけて自分でコントロールする)

ということが有効です。マルチタスクは、おそらくどのタイミングで何がくるかわからないから難しいと捉えます。なので「他の仕事の話が出てくるまではシングルタスク」として捉えます。抱えている仕事を細かく「できること、進められること」に因数分解をし、タイミングを見て切り替えながらタスクを進めていく。切り替えのタイミングは、相手型から連絡が来た、待ってた資料が来た、などなんでもよいです。人からのアクションが来たら「切り替えタイミング」と捉えれば良いのです。

HSPの特性をきちんと理解すること

在宅でも出社でも、一番大切なのは「HSPの特徴を理解して」働くことです。自分自身を守るためには大切なことだからです。HSPは人の気持ちに寄り添う力や、リスクマネジメント力がすごく高いです。それだけ細かなことに気づく、いわば「情報のアンテナが常に高度に張られている」状態だからです。裏を返すと、それだけ労力をかけているので疲れやすい体質の方が多いです。客観的に、現在の自分自身を捉えられるとよいですが、難しいです。わたしはヨガをはじめたことではじめて「自分自身に目を向ける」習慣ができました。その日の自分の特徴を掴むなかで、自分に必要なケアを行うようにしてください。このあたりを理解するのには、武田友紀さんの繊細さんに関する本を読むことが役立ちました。いつもお守りとして、本棚に置いています。

(参考)「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

(参考)明日もいいことが見つかる「繊細さん」の幸せリスト

自分で自分のマニュアルを作れるとよいでしょう。

繊細な人が生き抜くために

繊細な人が社会をその人らしく生き抜いていくために、仕事のスキルを身につけることはとても重要です。自分自身の心は、自分でないと守ることができません。事務職の人は自分の今ある事務スキルを、もしくはよりフルリモートで働くことのできるスキルを身につけると良いでしょう。スキルを磨いて、フリーランスとして働くことができるように、スキルを磨くことも、自分自身の安心につながっていると思います。

いずれにせよ、自分自身の特徴を把握し受け入れ、最善の方法をとるようにしましょう。

 

それではまた次の記事でお会いしましょう。

スキルの身につけ方

こんにちは、こんばんは。mariです。

本日は昨日に続き、スキルに関するお話しです。

フリーランスで働く上で、スキルは大事な商材になります。企業で働いてるうちは、周りに感化されながら様々なスキルを磨くことができます。ところが、フリーランスとして働き始めると、意識的にどこかのコミュニティーに属すことがなければ、周囲からの情報は得にくいように思います。また、評価面談など面談の機会が少なくなるので、出来るようになったことに対して目を向けにくいです。

そこで、本日は「継続的にスキルを磨く」という観点からお話しをしたいと思います。

まずは、今あるスキルについて見直すこと

スキルについて考える際、まず取り組んでほしいのは「現在持っているスキル」を把握することです。

例えば職務経歴書をブラッシュアップすることや、現在所属する会社やプロジェクトの中で取り組んでいることを「出来るだけ細かく言語化してください」。言葉に書き起こす中で、より細かなスキル(今あるもの)に注目することができます。そこを整理することで、自分自身のストーリー(経歴)も合わせて確認できるでしょう。

次に、言語化して「見える」状態になったスキルの中から、抽象度の高いスキル(例えばExcelやWordなど)は、より因数分解してみてほしいです。たとえば、ExcelであればピボットテーブルのスキルやVLOOKUPなど、ひとくちに「Excel」と言っても様々な技術があります。どんな場面で活用してきたかもあわせて振り返ると、今後、案件を応募できる業界や業種が増えます。出来ないな、とわかったものに取り組んでもよいでしょう。

このようにして、まずは現状把握を進めてください。

次に、取り組みたい案件で求められるスキルの把握をしよう

次に取り組んでいただきたいのは「求められるスキル」について把握してください。

例えば、登録している求人サイトがいくつかあると思います。そこで、同じ条件で「今後取り組みたい仕事」について検索してみてください。求人票は会社によって表記がまちまちです。検索した中で、より詳細に記載されている求人に注目してください。具体的な例を挙げられないのでわかりにくいですが、注目してほしいのは「細かくどんなスキル」を求められているのか知る場面にしてほしいのです。

「動画スキル」と一口に言っても、

・どのようなツールを使うのか(premire proなのかfilmoreなのか)

・どのくらいの力量があればよいのか(カットやテロップまででいいのか、それ以上に編集するスキルが必要なのか)

など、求人票から読み取れることを「より細かに因数分解をして」スキルの確認をしてください。そこから「やりたいことをやるための」スキルの学習計画を立ててみてほしいです。使えるツールは多ければ多いほどアドバンテージになります。このようにして。学ぶスキルに焦点を当てるために、求人の確認を行なってください。

いかに安くスキルを身につけるか

最後に本題です。スキルをどう身につけるのか。ここでは、普段わたしが情報収集やスキル向上のために使用しているツールを中心にお話ししていこうと思います。ざっくり挙げると以下に分けられます。

①SNS(主にInstagram)

②kindle(有料ツール、月980円)

③書籍(近くの図書館または本の森ちゅうおう)

④googleスキルショップ

それぞれどんなふうに情報収取してスキルを身につけるきっかけにしているのか?をお話ししていきます。

まずはSNSについて。主にInstagramを覗いています。自分の好きなテイスト(北欧デザインやファッションについて発信している方を多くフォローしています)を見ています。その中で「出てきたけど知らないツール」や「写真の撮り方」や「流行の小物」など、細かな観点で見るようにしています。見て、疑問に思ったことは調べています。インテリアなどを調べたい時にはpinterestを利用します。きっとWEBデザイナーになりたい方は似たような勉強方法を取っているのではないでしょうか。

続いてkindleです。こちらはビジネス書を中心に見ています。何かのツールの使い方を知りたい時、とある分野について内容を把握したい時などに使用しています。おそらくkindleほどの数のビジネス書を取り扱っているサイトはないです。本を読む中で、各分野(わたしなら人事周り)の情報を集めます。

続いて書籍。②とは異なり「紙の書籍」です。基本的には①自宅から近い場所にある図書館で探す②本の森ちゅうおうで借りるのどちらかです。基本的に「借りて読んでみて必要なら書籍を購入する」というスタンスです。個人的におすすめしたいのは②の「本の森ちゅうおう」で、中央区の大きな図書館なので非常に多くの書籍があります。基本的に知りたい分野の本はあるはずです。八丁堀から歩いて3分ほど、東京駅からは10分ほどです。パソコンを持ち込んで作業もできるので、非常におすすめスポットです。

最後に④のgoogleスキルショップ。わたしはUXについて勉強する中で出会いました。UXの講座は英語で進められるものだったので、語学に強い人がおすすめかもしれません。googleの出しているツールを公式から学ぶ、そういうイメージかもしれません。お金を出して、他人が噛み砕いたものから学ぶよりも、まずは無料で学べるツールを選びたいスタンスです。

あとは書いていて思い出しましたが、フリーランス協会に登録すると、udemyの講座が受けられた気がします。もしご興味あれば調べてみると良いかもしれません。

さいごに

今回は普段わたしがスキルを身につけるために取り組んでいる方法を中心にお話ししてみました。

スキルとは「新しい仕事を獲得する(お金に変える)」ために身につける方が多いと思います。継続的に学ぶことも大切ですが、それ以上に「学んだことを形にする」という意識も大事です。

何か学んだ際、アウトプットをしながら進めることを忘れないでいただきたいです。

今回はここまで、また次回の記事でお会いしましょう。