2030年問題について

こんにちは、こんばんは、mariです。

今日は、最近読んだ本から話題を決めました。

読んだのは「2040年、仕事とキャリア年表」という本です。

(参考)2040年、仕事とキャリア年表

簡単にまとめると、日本にもジョブ型雇用の時代がやってくるよ、

そのためにスキルを見直そうね、リスキングしようね、という話です。

今回のブログは「スキルの見直し方」についてです。

個人で働いていく道を選んだ私が、

①スキルを棚卸しした方法

②リスキングを決めた分野

についてお話しします。

ジョブ型雇用ってなに??

まずは雇用の話からです。

ジョブ型雇用とは、職務(どのような仕事をやってきたのか)を中心に雇用を考えることです。

対して、現在の日本はメンバーシップ型雇用(その企業に適していると判断できる人材を雇用する)が未だ主流です。新卒一括採用などがわかりやすい例でしょう。

転職サイトdudaのホームページを参考にすると、ジョブ型雇用の認知度は20代で約20%と、まだ低いです。

私の経験値での話となりますが、転職の場合はすでにジョブ型雇用が主流の考え方です。

空いているポジションに適した人材を取る、そのためにはどのようなスキルを持っていたら良いか?そう考えて採用している転職先が多かったからです。

スキルありきの、最終的な基準として「既存メンバーとの調和が図れるかどうか」を見ています。

※何社かFBをいただいた中での話なので、事実に基づいた話です

おそらく、ジョブ型雇用という言葉は知らずとも使っているという状態でしょう。

現在の状況を踏まえると、今後さらにスキル面を重視した採用が行われることが推測できます。

スキルの棚卸しってどうやればいいの?

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続いてスキルの棚卸し方法です。私が取り組んだのは、

①業務内容をざっと書き出す

②PCで調べる(担当業務の一般的な名称や総称を調べる)

ということをしました。①と②を行き来することで、より客観的なスキルシートや職務経歴書が出来ます。

※この部分の内容が浅ければ浅いほど、他人(人)に伝わりにくく、結果書類で落ちやすいです

ツールについても同様です。ExcelやWordについても、具体的場面で本当に使えるか?を自問自答しながらス自分自身でキルチェックをしていました。

とくに資料作成スキルは伸ばしたいなと考え、最近はインプットとアウトプットを行き来しています。

余談となりますが、ベンチャー寄りの企業になるほど、様々なツールを利用しているので、様々なツールを知っておくとよいでしょう。

これから需要のあるスキルってどんなもの?

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これからのことを考えるために、必要な要素のひとつですね。

この前除いたサイトの内容を参考にさせていただくと(すみません、ソース元のリンクを貼れなかった)

・戦略的学習スキル

・心理学

・指導力

などのスキルがトップ10に上がっていました。ちなみに気になる語学(英語)は22位でした。

これから先、団塊世代が労働力としてなくなってしまうので、日本は労働力不足が見込まれます。

その上で、外国人労働者が増えていくことを踏まえると、

・戦略的学習スキル(生き残るために、得意なスキルをどう身につけるか、いつまでに身につけるか)

・心理学、教育スキル(異文化の人をマネジメントする立場の人が増えた時、どのように考え指導するか)

は「求められるスキル」としては必然のように思われます。

わたしの中では、これらの状況から

・キャリアコンサルタントの資格を取る(スキルにより専門性を持たせる)

・英語を磨く(元々英文科卒、卒論も英語で書いた)

・英語の他にも中国語を学ぶ(英語、中国語を「母語または第二外国語」とする人はどちらも約11億人ほど)

という結論を出しました。あとは日々頑張ってスキルを身につけるのみ・・・(つらみ)

流行のリスキリングについて

リスキリング(仕事をしていく上で必要なスキルを学び直すこと)も、おそらくこの2040年問題を踏まえた上での施策でしょう。

大切なのは、この状況に乗っかって「なるべくお得に、今のうちにスキルを見直すこと」だと考えています。

お得に、というのは、リスキングなどの制度(費用のうちのいくらかが補助されるor戻ってくる)ことを「国が金銭的補助制度」として打ち出しているうちに対策することです。

特に今流行りのWEBデザイナーなども範囲に入っているので、職種変換を考えている人にもお得な内容でしょう。

気になる方は、一度キャリアコンサルタント(無料相談とかのもの)に相談してみると良いでしょう。

まとめ

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仕事でもそうですが、一歩先のことを考える癖をつけています。

目の前の人が求めていることや、このあとどうすべきか?がわかるからです。

普段からそのように考えていると、少し大きな、抽象的な問題でも、

自分の中で出来ることを探しやすい、というのが個人的見解です。

スキルを見直すことや、今あるものをより磨く、という選択も出来ます。

みなさんにとって、何か出来ることが見つかるための記事になりますように。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

仕事をnotionで管理する方法

こんにちは、こんばんは、mariです。

今日は取り組んでみてよかったこととして、notionの活用についてお話ししようと思います。

自分自身の名前で仕事を引き受けていく上で、仕事の管理は今まで以上に重要です。管理ツールとして、手帳やgoogleカレンダーを利用している方もいるでしょう。

わたしは断然、notionの活用をおすすめします!

理由は2つ。

①情報を一元化することで「どこに何の情報がある」かわかりやすい
(管理のしやすさ)

②他アプリとの連携もとりやすく、業務効率化につながる(
手軽さ)

という2点です。

実際に作成したnotionの画像を挟みつつ、お話ししていきます。

notionってどんな製品?

 

notionは無料で使えるドキュメントサービスです。もともとnotionが作られた理由として「All in one  workspace」という考え方があります。

(参考)Notion公式HPより

「タスクリスト、製品ロードマップ、デザインリポジトリーなど、必要なものすべてを集約させたのです。レゴブロックのように、パーツを組み合わせて自分だけのワークスペースを構築することもできます。」(notion公式HPより引用)

このとおり、

①どんな形式にも合わせてドキュメントを作成しやすい

→個人的なタスク管理をはじめとして、(具体的なプロダクト商品がある場合は)商品についても「記載したい」方法で記入しやすい

②ブロックを組み立てるような組み合わせができるので、自由度が高い

→操作が感覚的にわかりやすい、作りがシンプル

という点が非常に特徴的で、使いやすい理由です。

どのように使っているの?

普段わたしが使用しているnotionを利用してお話ししていきます。

大きな構成として3つに分けています。

①ポートフォリオ

(動画やライティングの作品をここにまとめている)

②ツールマニュアル

(ツールもスキルの1つとなるので、わからないことがあればここにまとめている)

③仕事管理用

といった感じです。③の仕事管理用は、契約先と「notionを見ながら」打ち合わせが出来る仕様にしています。

具体的にお話しをすると、

・仕事の予定「他の業務と被らないか?」→カレンダー機能を活用

・売上の状況→「売上ページ」でfreeeを繋いで管理

・お客様に伝える情報→基本情報に全てメモ

・ルーティーンタスクの管理→MUST業務に記載(予定、手順ともに)

というようにしています。

それぞれのページに「アイコン」をつけて、ページを独立させることができる点も非常に便利です。

どこまでnotionで管理しているの?

基本的には、自分のアイディアから契約金額まで「すべて」をnotionで管理しています。

とくに「アイディア」は、ケータイにもnotionアプリ、notionカレンダーをDLしています。情報を書く場所を1つに集約するためです。

そうすると、急いでいる時にも開いて記入しやすいです。

また、notionは幅広いアプリと連携可能です。なので、使用している会計ソフトfreeeを連携しています。

経理周りの業務などはルーティーン業務が多いので、手順をみながらすぐにアクセスできた方が便利です。

このような特徴が業務効率が良くなると考える点です。

会社をより大きくしたい人に、特におすすめ

わたしのように、完璧に個人で活用する人にも利便性があることは確かです。

ですが、共同作業ができる点や(HPに招待すれば)複数人で閲覧可能な点も、利便性の高さの1つです。業務効率の話にもつながるでしょう。

会社で「人を雇う」決断をするときは、何かしら業務の人手不足だからだと推察できます。

その点を考慮すると、

①すでに決めたこと(プロセスも含めて言語化できていると尚良い)

②手順を守って対応したいこと

など、認識を合わせておきたい項目についても、タイムリーに記入し、記録として残せます。

つまり、「人が入るから資料を整備しなくては」という状況になりにくいです。

もちろん資料の整備の必要も出てきますが、個人的には後から作成するよりは楽な気がします。

後々人が増えるかもしれない、という人にもnotionはおすすめです。

まとめ

わたしは元々アナログ派で、ノートや手帳に情報をまとめるのが好きでした。

ですが、状況によっては雑に書いてしまい、あとから読み返してわからなかったり、

時にはどこになにを書いたっけ、とわからなくなったこともあります。

これらの経験を踏まえると、notionの各機能は非常に画期的です。

個人のtodoリストとしても活用できますし、複数人でプロダクトを運用している場合にも、共通認識を合わせる場として活用できます。

公式HPに、基本的な使用方法についても掲載があるので、この点も魅力です。

わたしも公式HPでnotionを学んだうちのひとりです。

良ければ、一度手にとってみてください。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

フリーランスの選択肢

こんにちは、こんばんは。mariです。

フリーランス、と一言でまとめたとしても、様々な業務契約があります。

エージェントを利用して、1社と長く業務契約を締結される方。

やりたいこと、積みたい実績があり、アルバイト雇用と業務委託契約の両方を結ばれて働かれる方。

また、自分自身でサービスを運営している方。

1人で個人事業主として働きたい、けれど漠然とした不安感がある。そんな不安感を持っている方に向けた「雇用契約」「所得税」「経理」まわりの一般的なお話をまとめました。ご自身で調べるための一助となれば幸いです。

※全て事実に基づき執筆しておりますが、意思決定についてはご自身で責任を負うよう、お願いいたします。

フリーランスが知っておきたい、雇用契約の話

まずは雇用契約についてです。契約形態が異なってきます。

会社員として働く場合は「正社員」や「契約社員」、「アルバイト」という雇用が一般的です。社会保険などを会社が負担してくれる一方、業務指示に基づき、会社の規則に沿って仕事を行う必要があります。会社ごとに評価基準もありますが、評価は人間が行うため属人的です。

対して、会社に所属せず個人事業主(以下フリーランス)として働く場合、「業務委託契約」という雇用契約が一般的です。

業務委託契約とは、請負契約の一種です。請負契約は「作業の成果物」に対して、契約金額が支払われます。そのため、エージェントなどを通して募集している案件は、業務委託契約として、プロジェクトごとに賃金が支払われる契約が一般的です。

また、焦点が「成果物」に当たるため、働く場所や就業規則がない(=最低限のルール以外は個人に任せられる)とい観点から、フリーランスの働き方に当てはまります。

正社員と比較して、自分自身を縛る規則が少ないという観点からは、メリットのある働き方でしょう。

一方で、契約期間が定められているものが大多数(中には契約を延長する会社もありますが)なので、常に複数案件を持っていないと不安感はあるでしょう。

フリーランスが知っておきたい、経理まわりの話

お金周りの話、とくに税金に関する話です。

フリーランスとして働く場合、業務委託契約を何社かと結ぶことができます。その組み合わせによっては、税金のかかり方が変わってきます。それに伴い、経理処理に必要な書類が変わってきます。ここはよく読んで、注意しておきましょう。

1点目、どの契約も「業務委託契約」の場合。

業務委託契約は請負契約に当たるため、その会社で働いた書類(源泉徴収票のようなもの)として、支払い調書というものがあります。この書類は、確定申告で「あればよい」という温度感の書類です。

2点目、業務委託とアルバイト、という働き方の組み合わせをされている場合。

結論から話すと「源泉徴収票」も確定申告が必要です。

年間に65時間以上「会社に雇用されている」働き方の場合、給与所得控除額が適用されません。言い換えると、別で税金が発生してきます。この観点は、節税の一種の方法として知っておきたいことです。

給与所得控除とは、給与収入(合計金額)から一定の金額を控除できるシステムです。控除額は給与収入によって変わってきます。参考資料として、国税庁の出している給与所得控除額を掲載(引用)しておきます。

(参考)国税庁「給与所得控除」

フリーランスが知っておきたい、保証まわりの話

フリーランスは会社員よりも保証が薄い、と言われることが多いです。

ですが、フリーランスに向けたサービスが様々に出てきているので、必要に応じて組み合わせて利用することをおすすめします。

①必要事項の保証について

a.フリーナンス

フリーランスの活動について、金銭面や補償について、幅広くカバーする「保険」のようなものです。個人的には「損害補償賠償」についての補償が一番ありがたいと思いました。そんな事件を起こすつもりがなくても、万が一を想定しておくと、自分自身も契約先も安心できるでしょう。無料プランから有料プランまであり、プランによってそれぞれの補償額が異なってきます。

(参考)フリーナンス

bフリーランス協会

こちらもフリーランスに向けた補償がまとまったサイトです。企業にあるようなベネフィットサービスだと考えるとよいでしょう。コミュニティー作りから、求人探しまで、マルチに使用できます。利用料金は年額で1万です。

(参考)フリーランス協会

②デザイナー職が使える健康保険組合「文芸美術健康保険組合」

クリエイター向けの健康保険組合です。国民健康保険を使用するよりもいくらかお安くなるので、クリエイターでの業務を行なっている場合は、検討しても良いかもしれません。ただし、加入審査があるのですぐに加入は難しいかもしれません。

(参考)文芸美術国民健康保険組合

 

フリーランスとは、ひとり経営の会社

フリーランスはひとり経営の会社。まあ、当たり前ですよね。個人事業主ですから。

何が言いたいかと言うと、会社では分業している仕事を、個人で対応しなければいけません。

営業がいないので、案件探しは自分でやる。

広報がいないので、自分で各種SNSツールを使って、自身の認知度を上げる。

ブランディングなどについて考える部署がないので、自分で調べてブランディングする。

経費処理も(よっぽど稼いでいない限りは)自分自身で確定申告を行う。

法務部がないので、契約の際不利にならないよう、契約周りの知識を埋めておく。

本業以外にも、必要な知識や仕事がたくさんあります。ただ、これは個人的な意見です。私は地に足をつけて、フリーランスとして働いていきたいと考えています。最近はアウトソーシングサイトも増えているので、お金を使ってサービスを利用して解決することもできます。そこは個人の自由です。個人的には、知っておいた方がいざというときに自分の身を守ることに繋がると考えています。

このブログを読んでくださっている方も、少しでもご自身の知識を足して、安心してフリーランス生活を送っていける一助となれば幸いです。

本日の記事はここまで。また次の記事でお会いしましょう。